建具屋が作る家具「OMD 大角ドアーメイク」

家具づくり日記

日々の家具作りの様子や想いをお伝え致します。

横格子の玄関戸

 

横格子の玄関戸

この材はピーラといって、外国の松なんです。

今回玄関の建具を作らせてもらってるんですが、大体玄関で使用する材は、ピーラ、ヒバ、ヒノキです。

今回塗りつぶしの塗装をするってっ事と、ヒバだと色ノリがいまいち、ヒノキだと塗りつぶしにはもったいないと思い

ピーラにさせて貰いました。

家の土台で松系の材を使うと、白アリの餌食になる材ですが、建具には問題ありません。

匂いを嗅ぐと美味しそうな独特の匂いがし、白アリが食べるのも分かりそうです。

パッとの見た目は簡単な格好ですが、結構材が多い。

これに玄関でも丈夫な5ミリのガラスを入れます。

30ミリの建具に5㎜のガラスだと、ホゾと穴の関係がだいぶキチキチで頭を悩ませました。

反対側がただの押さえならいいんですが、この建具は両面とも同じ格好をしてます。

 

結構木目が綺麗なんですよ。

このままでもいいけどなぁ~。

でも、家の全体から見るとやはり塗った方が家に馴染むね。

 

 


チェストの取っ手

チェストの取っ手

今作っている5段チェストの取っ手を木製にしたくて、色々と種類を作ってみました。

写真に撮ったのは2種類ですが、他のはボツで…。

誰も見てない所とか意外と作っている本人には凄い気になるもので、結構そんなとこでってところで時間がかかって

しまって、進まない時も。

結構僕の中では取っ手は大事で、取っ手だけでだいぶ雰囲気も変わってきてしまいます。

木製だと見た目に優しさを感じ、独特感がないので空間に馴染みやすく感じます。

この写真は正面から見た画像です。

これは真上から見た画像です。

引き出しに付いてないので全体像は分かり難いですが、上の写真だと左側が今回作っていこうと思っている形です。

 

 

下の写真は、真鍮のツマミを使用してます。

やっぱり木製とは違い優しさは劣るけど、モダンでキリッっとした感じになり、家具です❕って事を主張してるかのような感じに見えますね。ここは好みで変わってくるんですけどね。

 

 

 


ナラ材でスチーム曲げ

 

ナラ材でスチーム曲げ

アイロンでは上手く曲がったけど、戻りがあったので、今回は300Rで曲げてみようと思います。

ここの3枚目の写真の真ん中の物ですが、実は折れてます。

その材は厚み12㎜幅100㎜のナラ材を一回40分ぐらい蒸気で蒸して曲げてみたんですが

途中で折れてしまいました。結構簡単曲がると思ってたのでショックで、たぶん木の中の水分量が足りないと思って

工場の前の川に一昼夜付けたものを蒸してみました。

川から上げた時に、んん‼?なんか変と思ってたけどそのまま蒸気で、今回は1時間蒸しました。

この窯から出して手でどれくらい曲がるのかやってみたら、意外と曲がってこれならいけると思い、グニャっと!

やってやりましたよ!でも、この写真でみても分かるように、実はナラ材が黒く変色してます。

この写真を見て貰っても分かるとおり、左は川につけたもの、真ん中は蒸しただけ、右はアルミホイール曲げ

なんなんだ~?

調べたところ、鉄汚染と言う事が判明し、右はアルミホイールで、左は川の水に鉄分が入ってる。

ナラ材のタンニンと反応して黒くなってしまってたんです。

前も塗料の実験で、酢に錆びた釘を溶かした塗料を作ったことがあるんですが、それも鉄汚染ってい方は悪いですが

を利用して黒く塗装をするものっだったことを思い出しました。

本当に鉄分が付着したのか、またまた実験しました。

 

このプラスチックの入れ物には水道水。

ここは、先ほどの工場の前の川。

一日たって取り出したら、これだけ色が変わってた。

ナラ材ではアルミホイール曲げと川に浸すのはダメだな!

でも、いい勉強になりました。

頼んであった刃物がきたら、曲木を使って、一脚椅子を作ってみます。


障子の貼り換え2

 

障子の貼り換え2

障子の貼り換え2です。

完全に乾ききったら、木の肌が荒れているところをもう一回綺麗にペーパーでお掃除です。

ここも、ちゃんと毛羽立ってる所を綺麗にしてやらなと、紙が組子にちゃんとくっついてくれなので丁寧に‼

 

 

次は刷毛でこれまた手間なんですが、組子にべたっと付かないように(つけすぎると逆に紙がつかない)

たまにはみ出たところは綺麗にとっときます。

それから、ロールの紙を切った後ですが、手のひらで前面に撫でて組子と密着させ

切るところを爪で後を付けていきます。

今回の障子はつばつき障子なので、切りやすいですが、つばがない障子などは、8㎜ぐらいのとこから切ってきます。

 

こんな感じで切っていき、一番大事なのは端っこで、切れないカッターだとしわくちゃになるので、切れないと思ったら

すぐにカッターの刃を折ります。

完成後の写真を取り忘れたので…。

障子の貼り換えは意外と大変な作業です。


障子の貼り換え

障子の貼り換え

もう~何年も貼りかえられていない障子。まず始めに、濡れた雑巾やスポンジで障子紙の所だけを濡らします。

10分ぐらい置くと、障子紙用ののりが溶けて剥がしやすくなるのですが、貼り換えの間隔が長すぎると、

結構紙もボロボロで剥がしにくく、組子にもガッチリと紙がくっついているので、組子事態にも損傷がでてきます。末永く使ってもらうためには、面倒&お金がかかるけど、1~2年に一回は貼りかえた方がいいと思います。

また、細かい埃なども水を付ける前に小さいほうきで軽くささっとはいておいた方が、濡れてからだと中々とれないし

乾燥すると取りきれていない埃が固まってさらに取ずらくなります。

この日は寒いからお湯でやってます。お湯の方が気持ちのりが剥がしやすいです。

小さいほうきで埃を取る時に障子紙を破ってしまうと、いざ、剥がすときにペロペロって1枚で剥がせないので

気を付けた方がいいですよ。

 

ここで、取りきれてない埃やブラシなのできっちりと落とします。

最近天候がすぐれないので一日置き、完全に乾いてから下地の調整でペーパーをかけ、折れているところは

直して、からの紙貼りです。


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