建具屋が作る家具「OMD 大角ドアーメイク」

家具づくり日記

日々の家具作りの様子や想いをお伝え致します。

障子の暖かさ

障子の暖かさ

家すべてのではないんですが、ほぼすべての建具をやり変えさせてもらいました。

デザインは前のが気に入ってるからと、同じデザインでさせて貰い、古い家なので少々は家が傾いてました。

傾くって言われると、大丈夫なの????ってなるけど、どこの家も何十年もすればこけます。

こけてれば、建具(障子)などは直角に作られるので、戸を柱にピチャっとつくとこ、つかないとこがありますが

大概はある一定方向にこけているので、まっすぐなところはピチャっと、こけてる所はそこにあった、三角形の物を

打ち付けて、サッシからくる冷たい空気をシャットアウトします。

家の方もおられていたのですが、すっごい前よりも暖かいと‼

障子の材料は木‼紙も木‼

スエーデンハウスのラジオでやってたのですが、アルミと木の熱伝導率は1700倍違うってやってましたけど、

それでか、断熱になっているのは体で実感されたようです。

外は雪がビュービューと吹くなか、暖かすぎて作業させて貰ってる僕らも上を脱ぎ長袖でやってました。

一応暖房はついてましたよ。

 

 


横格子の玄関戸

 

横格子の玄関戸

この材はピーラといって、外国の松なんです。

今回玄関の建具を作らせてもらってるんですが、大体玄関で使用する材は、ピーラ、ヒバ、ヒノキです。

今回塗りつぶしの塗装をするってっ事と、ヒバだと色ノリがいまいち、ヒノキだと塗りつぶしにはもったいないと思い

ピーラにさせて貰いました。

家の土台で松系の材を使うと、白アリの餌食になる材ですが、建具には問題ありません。

匂いを嗅ぐと美味しそうな独特の匂いがし、白アリが食べるのも分かりそうです。

パッとの見た目は簡単な格好ですが、結構材が多い。

これに玄関でも丈夫な5ミリのガラスを入れます。

30ミリの建具に5㎜のガラスだと、ホゾと穴の関係がだいぶキチキチで頭を悩ませました。

反対側がただの押さえならいいんですが、この建具は両面とも同じ格好をしてます。

 

結構木目が綺麗なんですよ。

このままでもいいけどなぁ~。

でも、家の全体から見るとやはり塗った方が家に馴染むね。

 

 


チェストの取っ手

チェストの取っ手

今作っている5段チェストの取っ手を木製にしたくて、色々と種類を作ってみました。

写真に撮ったのは2種類ですが、他のはボツで…。

誰も見てない所とか意外と作っている本人には凄い気になるもので、結構そんなとこでってところで時間がかかって

しまって、進まない時も。

結構僕の中では取っ手は大事で、取っ手だけでだいぶ雰囲気も変わってきてしまいます。

木製だと見た目に優しさを感じ、独特感がないので空間に馴染みやすく感じます。

この写真は正面から見た画像です。

これは真上から見た画像です。

引き出しに付いてないので全体像は分かり難いですが、上の写真だと左側が今回作っていこうと思っている形です。

 

 

下の写真は、真鍮のツマミを使用してます。

やっぱり木製とは違い優しさは劣るけど、モダンでキリッっとした感じになり、家具です❕って事を主張してるかのような感じに見えますね。ここは好みで変わってくるんですけどね。

 

 

 


ナラ材でスチーム曲げ

 

ナラ材でスチーム曲げ

アイロンでは上手く曲がったけど、戻りがあったので、今回は300Rで曲げてみようと思います。

ここの3枚目の写真の真ん中の物ですが、実は折れてます。

その材は厚み12㎜幅100㎜のナラ材を一回40分ぐらい蒸気で蒸して曲げてみたんですが

途中で折れてしまいました。結構簡単曲がると思ってたのでショックで、たぶん木の中の水分量が足りないと思って

工場の前の川に一昼夜付けたものを蒸してみました。

川から上げた時に、んん‼?なんか変と思ってたけどそのまま蒸気で、今回は1時間蒸しました。

この窯から出して手でどれくらい曲がるのかやってみたら、意外と曲がってこれならいけると思い、グニャっと!

やってやりましたよ!でも、この写真でみても分かるように、実はナラ材が黒く変色してます。

この写真を見て貰っても分かるとおり、左は川につけたもの、真ん中は蒸しただけ、右はアルミホイール曲げ

なんなんだ~?

調べたところ、鉄汚染と言う事が判明し、右はアルミホイールで、左は川の水に鉄分が入ってる。

ナラ材のタンニンと反応して黒くなってしまってたんです。

前も塗料の実験で、酢に錆びた釘を溶かした塗料を作ったことがあるんですが、それも鉄汚染ってい方は悪いですが

を利用して黒く塗装をするものっだったことを思い出しました。

本当に鉄分が付着したのか、またまた実験しました。

 

このプラスチックの入れ物には水道水。

ここは、先ほどの工場の前の川。

一日たって取り出したら、これだけ色が変わってた。

ナラ材ではアルミホイール曲げと川に浸すのはダメだな!

でも、いい勉強になりました。

頼んであった刃物がきたら、曲木を使って、一脚椅子を作ってみます。


障子の貼り換え2

 

障子の貼り換え2

障子の貼り換え2です。

完全に乾ききったら、木の肌が荒れているところをもう一回綺麗にペーパーでお掃除です。

ここも、ちゃんと毛羽立ってる所を綺麗にしてやらなと、紙が組子にちゃんとくっついてくれなので丁寧に‼

 

 

次は刷毛でこれまた手間なんですが、組子にべたっと付かないように(つけすぎると逆に紙がつかない)

たまにはみ出たところは綺麗にとっときます。

それから、ロールの紙を切った後ですが、手のひらで前面に撫でて組子と密着させ

切るところを爪で後を付けていきます。

今回の障子はつばつき障子なので、切りやすいですが、つばがない障子などは、8㎜ぐらいのとこから切ってきます。

 

こんな感じで切っていき、一番大事なのは端っこで、切れないカッターだとしわくちゃになるので、切れないと思ったら

すぐにカッターの刃を折ります。

完成後の写真を取り忘れたので…。

障子の貼り換えは意外と大変な作業です。


木をアイロンで曲げてみる

木をアイロンで曲げてみる

 

今までしたかったけどしてこなかった、熱での曲木。いろいろ調べていると、蒸して曲げるやり方と

アイロンで熱して曲げるやり方があるみたいで、僕は今まで積層(薄い板を4~5枚をRの型にはめてボンドで固定するやり方)

しか、したことがなかったんで、一回チャレンジしてみます。

まずは、一応10時間ぐらい川の水に浸しておいたナラ材。

んで、布を巻き

その上からアルミホイールを2周巻きました。

はしっこは包んでないので、そこから水をだばだばと反対側からドボドボ出るぐらい注いで

アイロンがけ。ネットで検索するとすぐ出てくるんですが、1㎜の厚みで1分らしいので、

この材は12㎜んで、怖いので15分加熱しました。シューシューといって端っこからかなりの蒸気が出てきます。

何分か適当にしたら、反対側もアイロンがけ。音がだいぶしなくなったので、水を端っこからまた足しました。

始めから数えると全部で3回は水をいれたかな。型にはめる前にドボドボになるのが嫌で、最後のアイロンは

だいぶ蒸発させてから型におはめました。

ちなみにこれは半径400の型で積層の時に使ってたものです。

これで、一日はおいときました。

いざ、外してみると

おぉ~‼

曲がってる!ここから乾燥に連れてどれだけ戻るのか…。

矢印がしてあるところが型から外した時のRで約半径500になってました。

1日乾燥すると今の位置まで戻って、それ以降はこの状態で乾燥しました。

出来上がりは半径約600。だいぶ戻ってしまったな(ToT)/~~~

ってことは単純に半径200の型を作れば半径400のRができるのか?

意外と冶具を作るのが面倒なのでいつできるかは不明ですけど、やってみよ。

これでが完成すれば、薄い板をバンドソーで何枚も割った後に、送り鉋で厚みを揃える手間はいらないし、

一枚ものだから長く使ていても、ボンドが剥ぎ切れることは絶対にないのでこれを完成させてみます‼


手作り椅子完成

手作り椅子完成

作業風景の写真は撮ってなかったんですが、椅子が完成しました。

 

和風をイメージしながらの洋風少しみたいな感じを考えてました。

統一感を出すために大体の部材の見つけ部分が30ミリで仕上げてあります。

座の高さも女性には少しだけ足の位置が高いのですがカットをすれば問題なしです。

後ろからの写真も撮ればよかったと、後悔しているので、後日撮ってアップしたいと思います。

ここの部分も角にしようかと思ったのですが、デザイン的にはこっちの方が可愛いし(背もたれのRとあっているのもあって)、

とがってたら危ないですしね…。

 

座ったらこんな感じです。

この頃少しだけお腹が出てきているもので、申し訳ない写真ですが。

僕で174㎝でこんな感じに座れます。

納得いくまでやることって、まぁ~大変やけど、すぐやめることはそれより面白くないですね。

たまに、自分の許容範囲を超えて挫折することもありますが(´艸`*)

 

 


手作り椅子への過程と試作

手作り椅子への過程と試作

地元高浜町は町の人口比率に比べてイベントや地区の行事が多々あるのですが、夏明けからはイベントはあるものの

気持ち的にはoffシーズンな感じがし、新しい物作りへのモチベーションがいつもより、グーンっと上がります。

んで、何故だかいつも椅子の事ばっかり考えてしまう…。家具屋さんにブラーっと言っても、椅子を見てる時間が長い。

でも、デザイン的には色々考えなアカン事がいっぱいあって、頭がパンクしそうになるんですが面白い。

まず、その問題点は

・強度(長く使ってもらいたいから)

・デザイン、寸法(自分的に好きな物ですが)

・技量(自分の今ある技術でできるのか?)

・座面(クッション、ペーパーコード、ウェービングテープをどー収めるのか)

・塗装(ウレタン塗装、オイル塗装)

・材質(ナラ、ウォルナット、ブラックチェリー)

ぐらいを考えて図面を書いてるんですが、悩み地獄に入りだすと、そこから中々抜け出せない(T_T)

しかも、椅子を作るのにも冶具(自分で作る、作業しやすくするための定規みたいなもの)を数種類作らないといけないので

思い付きで作業してしまうと失敗の嵐になってしまうので、図面を書く時は細かい所まで書いておかないと

作業スピードも遅くなってしまう。

結構いい感じに図面が仕上がったので、試作を作ってみました。

一応今回は和風よりの雰囲気に持って行きたかったので、そのような感じです。

しょうもないミスはあったけど、何とか思ってた雰囲気にはなったかと思ってます。

ボンドとかは入れてないので、ここから面をもうちょい大きくしたらどーかなぁーとか

眺めながら微調整していき、本チャンに入ろうと思います。


京都の家具屋さんこっそり視察

☆京都の家具屋さんをこっそり視察してきました☆

たまたま三連休の前々日ぐらいで、家具屋さんをネットサーフィンしていたら

僕の好きそうな家具屋さんを見つけました。finger marks です。

前に神戸の三田イオンモール1Fに北欧ヴィンテージ家具があったんですが、もー潰れてて|д゚)

お店側には迷惑かもしれませんが、見る、触るのが好き❕

出来れば、2時間ぐらい好き放題触りたい🎶

それで、行きたくなったら行くでしょう❣

行ってきました。意外とお客さんは僕だけでお店の人とお話しさせて貰いました。

でも、迷惑やけど、もっと喋りたかった…。

雰囲気は最高‼仕事しているところを一日中見ておきたい。

2枚目の写真はハンスさんのW2で座らせてもらったんですけど、めっちゃフィットしますよ!

でも、買える値段ではなかったので残念(´艸`*)でも、欲しい❕

伸縮テーブルの伸縮する所も見せて貰って、一人でおぉ~~~って叫んでたら、嫁さんも見てました。

3枚目の椅子の生地は、生地だけで見るとどーなの?って思いましたけど、椅子に張ってあるのを見て

これまた可愛い❕

 

あぁ~また迷惑化もやけどまた行きたいおぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)

 


子供のベッドを作る

子供のベッドを作ろう。

 

とりあえず何をするのにも図面が第一です。

めんどーやなぁ~と思う事でしょうけど、僕も何回も図面を書かずにやって失敗してます( *´艸`)

 

図面を書かないとダメな3つ理由!

◎途中でデザインがブレてしまい、迷い、長引く。(僕の一番はまるところです。中々抜けれない)

◎作り方、手順を考えながらスムーズな仕事が出来る。(イライラすると怪我につながりますしね)

◎細かく書くことで不必要な物を購入しないですむ。(足りなくて、注文待ちの時間を減らせる)

 

たったこんなことですが!!

こんなけのストレスがあるのとないのでは、仕事を終わった時の気持ちが雲泥の差ほどかわってきますよ。

何のストレスもなしにできた時には、僕はプロですが、素人さんでもなんでも出来るようなきになるでしょう♪

とりあえず、納得いくまでの図面を完成させる。

家の場合は、お掃除がしやすいように下に空間をあける。

背もたれをつけて寝る前に読書が出来るように。

みたいな感じで。

どうやって組んでいくか、加工はどの位までの技量があるのか?とか

僕の場合はドミノジョイントという機械で加工しましたが、普通にホゾでもできるし

かなり簡単な加工の場合やと、ビスで固定とか。ビスで固定するにもキャップで隠す?

木でビス穴を塞ぐ?ビスは見えてもいいのでそのまま?とか自分の好みの加工方法で!

ざっとこんな感じになりました。

もっと細かく加工方法写真で取っとけば良かったかな?

 

組んだらこんな感じです。まだ、すのこは作ってませんが、

また写真をアップしたいと思います。


建具屋が作る家具

メールでのお問い合わせ・お電話でのお問い合わせ(075-495-8825)